知っておきたいホワイトな介護施設を見分ける方法

離職率の低い施設

大手のホワイトな職場の特徴は、いくつかあります。まず初めに紹介する特徴は、離職率が低いということです。この特徴から判断できるのは、職員の勤続年数が長いということです。それだけ働きやすい施設であると判断できます。離職率は一般公開されていません。ではどこで離職率の情報を得たらよいでしょうか。離職率を判断する資料として参考になるのは、就職四季報です。その中の「新卒入社3年後離職率」という項目を参考にすると、離職率を確認することができます。
また、年中求人票を出している施設は、社員が定着せず、離職率が高い可能性があります。企業の求人情報に注目し、採用間隔を観察してみましょう。また、現場の職員がどんな様子で働いているかもホワイト企業を判断するうえでポイントとなっています。職員が楽しそうに仕事に取り組んでいる職場であれば、ホワイト企業である確率が高いと判断ができます。

福利厚生が充実している

次に紹介するホワイトな介護施設の特徴は、福利厚生が充実していることです。福利厚生の中には、健康保険や雇用保険など、加入することが法律で定められているものと、企業側が任意で提供している法定外福利厚生があります。法定外福利厚生とは、社員食堂や住宅手当、育児支援などです。法律に定められている福利厚生以外にも、独自で福利厚生を提供してくれている企業は、積極的に社員が働きやすい環境を整えていると判断できます。
また、有給休暇がとりやすいホワイト企業で働けば、公私ともに充実した生活をおくることができます。働き手のライフステージに合わせ、産前産後の休暇や育児休暇がもらえる職場であれば、長く働くことができます。女性にとっても、結婚や出産後も仕事を続けやすく、キャリアップが望める大手のホワイトな介護企業であれば安心して働くことができます。

残業時間が少ない

最後に、ホワイト企業の大きな特徴を紹介します。それは、残業時間が少ない職場であることです。上司や先輩などが残業を多くしていると、新入社員は帰りづらくなってしまいます。残業をしなくても、仕事を効率化する工夫を取り入れたり、残業をしない曜日を決めたりして、定時に帰れる雰囲気作りをしている企業はホワイト企業だといえます。残業時間が多いと精神面、身体面ともに悪い影響がでてきてしまいます。定時に帰宅できる職場なら、プライベートも充実し、心身ともに健康に働くことが可能です。適正な労働時間で働くことができるホワイト企業で就職し、心身ともに健康で充実した生活をおくりましょう。