大手は福利厚生も充実
充実した福利厚生が整っている求人
一般的に介護職に従事する職員の給料は低い傾向にあります。転職者が求める条件のひとつに、福利厚生が整っている職場かどうかということがあります。福利厚生が整っている大手の介護施設で働くことができれば、仕事に臨む気持ちも高く保つことができ、心身ともに快適に生活することができます。しかし、福利厚生が整っている職場をみつけることは簡単ではありません。個人が経営しているデイサービスなどは、福利厚生がほとんどないような施設もあります。福利厚生の充実している施設の特徴を知り、転職する際の参考にしましょう。
福利厚生制度とは
では、福利厚生にはどんな制度があるのでしょうか。雇用側の施設が職員のやる気を高めるために、基本の給与とは別に社員に支払う手当や支援、保険などのことを福利厚生といいます。代表的な福利厚生には、有給休暇、健康保険、厚生年金や介護保険などの社会保険があります。そして、職員の定期健康診断や、産前産後にとることができる育児休暇、慶弔見舞金制度も福利厚生制度としてあげられます。そして、福利厚生の種類には、住宅手当や資格取得支援もあります。
福利厚生が整っている職場は、働きやすくよい職場であると判断しがちです。しかし、実際には福利厚生制度が整っている職場は曖昧な職員評価を生む職場であるともいえます。なぜなら、福利厚生制度が適応される基準が曖昧なことが多いからです。評価が曖昧であれば、いくら努力をしても成果が評価されないこともありますし、逆に怠けていても高い評価を受け、高い報酬を受け取ることができる可能性があります。一概に福利厚生が充実していれば、よい職場環境であるとはいいきれないのです。そういった職場は、正当に社員の成果が評価につながらない曖昧な職場である可能性も高いということを知っておかなければなりません。
福利厚生が受けられる職場の特徴とは
ただ単に福利厚生が整っているからよい職場という訳ではありませんが、福利厚生が充実している職場を希望する転職者は多いようです。福利厚生が充実している施設の特徴を知り、よりよい転職先をみつけましょう。福利厚生が充実している職場の特徴には、大きな母体のある施設であることがあげられます。介護の職場には、個人経営の小規模なデイサービスから、大きな施設で母体も大きい介護施設までさまざまな種類があります。個人経営の小規模施設より、母体の大きな施設の方が福利厚生を充実させている可能性は高いといえます。個人経営の施設でも資格取得支援など、福利厚生制度を取り入れているところもあります。しかし、住宅手当や社員旅行、社員食堂などの福利厚生がある施設は少ないようです。一方、大きな母体がある施設では、住宅手当や社員旅行、社員食堂など充実した福利厚生がある施設が多く存在します。
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ホワイト企業には特徴があります。離職率が低く、求人が頻繁にでていない企業はホワイト企業である確率が高いといえます。また、福利厚生が整っており、有給休暇がとりやすい労働環境であることも特徴です。そして、残業時間もほとんどなく定時に帰れます。ホワイト企業に就職して充実した人生を送りましょう。